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2011チョンジュMBC国際ジュニアロードレース大会速報(H23/06/21)

6月21日   

第2ステージ … 106.7km ボウン 〜 チュンジュ

天候 晴れ 気温35度

6時30分に起床し、7時からホテルのレストランで朝食をとった。

朝食後は荷物をまとめスタート地点に向かうため各自準備し8時15分に選手はバス、スタッフはチームカーに乗りスタート地点に向かった。

スタート地点到着後直ぐにサインシートに行きギア比チェックも行った。

9時20分から第1ステージの表彰式が行われ、9時30分に1キロのパレードの後レースが開始した。

本日も昨日に続き朝から気温が高くレース前半にすでに30度を越える暑さであった。

前半の40キロまではアタックが何度かあたったが逃げが決まることなく70人ほどの集団でレースが展開された。

サンジュ市を過ぎた4kmの登りに入る前の60km地点あたりから2名の韓国人選手が集団から20秒程飛び出し、登りに入り一気にその差が1分30秒に開いた。

その後メイン集団はペースが上がらず約5kmの間に2名の逃げとメイン集団のタイムギャップが2分以上となった。

この時点で4kmの登りで集団の中から力のない選手が次々と脱落していき70名程の集団から30名ほどがこぼれ落ちた。さらに登りで全国高体連選抜チームは帖地、秋田、廣瀬、田中を含む20から25名の集団と、岩佐、西沢がいる20名程の集団に分かれた。2名の選手を残り40kmで追う形となった。

70km〜80km地点の下りで入り一気に38秒まで差が縮まったがその際に台湾選手がメイン集団から抜け出し前を走る2名に追いつきトップが3名となった。

90km地点でメイン集団はけん制が入りペースが上がらず、またトップ3名との差が1分45秒に広がりゴールまでその展開が続いた。

メイン集団は20名ほどのゴールスプリントとなり秋田13位、帖地14位、廣瀬17位、田中22位となり遅れて西沢42位、岩佐43位でゴールした。

昨日は田中と西沢がDNFであったが本日は全員完走した。

昨日2名完走できなかったことで昨日のミーティングでは監督、コーチから檄が飛び朝から選手6名の雰囲気が違った。結果的には3名の選手を逃がしてしまったが積極的なレースをしてくれたと思う。

昨日はチーム全員がステージレース初体験の上、対向車は来る。突然工事箇所がある。町の入り口にかまぼこがある。先の見えない狭い峠の下りでガードレールにつっこむ韓国選手にとまどい自分の走りを見失った選手が、今日は、チームカーからうまく給水やFeedingゾーンを利用し情報を集め伝えることができた。

少しではあるがステージを重ねるごとに成長が見られた。また、昨日は峠の下りでつっこんだ韓国選手をよけるため急ブレーキを掛けたチームカーに高体連選抜のチームカーが突っ込みクラッシュするアクシデントもありスリリングなレースを体験している。

韓国のレース関係者の熱い情熱と韓国選手のファイティングスピリッツを肌で感じ成長しているようである。


サインシートの風景

スタート前セレモニー

スタートライン風景

レース風景

レース風景

水分補給所接近時のレース様子

チームカードライバーのリュウさんにクリートのセッティングをしてもらう

田中監督と中梶コーチ

finish後の風景
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